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コーチ目線で見る読書感想文
問いかけで引き出す心の声

2025/08/16



今日は子供の読書感想文を書く手伝いをして気づいた大事なこと

ブログにまとめてみました!



夏休みの宿題にある、読書感想文っているぅ?


最初はそう思っていました。
だから、チャッピーに考えてもらって
写してもらうようにしたら
すぐにできるし、自分も子供も楽しよう!

と思っていたのですが‥


「まま、読書感想文ごんぎつねにするね」


と5年生の次男が伝えてきました。


(”ごんぎつね”!絵本やん!)

と心の中で、突っ込みましたが

でも、いいお話ですよね。


そう思い、どうしてその本にするのかを尋ねてみたら
次男は

「国語の授業で習った時にいいお話だと思ったから」

といいました。


私はこれを聞いて、チャッピーに頼むのをやめて
次男のサポートにまわることにしました。


今は情報化社会なので
今の子はきっと私たちより賢いんですよね。


でも、Youtubeやスマホなど、動画主流で
私たちが考えなくても、AIが代わりにやってくれる。


だから
本を読み取る力も、感じた言葉も言語化する力がつきにくいのかも?
と私は思いました。


これはいいきっかけとなりそう!


子供と一緒に読書感想文を書く時間は、
私にとっても学びの多い貴重な瞬間になるかもと感じました。

そして、ただ感想を書く手伝いをするだけでなく、
子供の中にある考えや感情を引き出し、
それを形にしていくプロセスには、
コーチ目線ならではの大事なポイントがいくつもあります。


問いかけの大切さ

例えば、物語の主人公の行動や感じたことについて
「どう思った?」「もし自分だったらどうする?」と
問いかけるだけで、子供の内面に触れることができます。


そして、言語化が苦手で、どう思ったの感想がでこない
こともありました。


そんな時は、こちら側が、何らかの例を出して、
「ママならこの時〇〇と思ったんだけど、あなたはどう?」


と質問の前に、自分の例をあげて伝えてみました。


もし同じような意見なら、自分もそう思うという返事が来るでしょう。


でも、そうじゃなかった時!


そうじゃなかった時こそ


自分の意見をまとめて言語化するチャンス!


こちらはひたすら、相手の言葉を待ちます。


表現が難しくで出ない時は手助けをしました。

そうやって、少しずつ問いを進めながら


感想文は完成していきました。



質問の方法に少し工夫してあげるだけで
子供からの素晴らしい回答が聞くことができて


改めて、こんなふうに考えているんだな!と

嬉しく思ったり


おお!そこでそう思うんだね!と感心したり。


問いかけの大切さを改めて気づかせていただきました。





構成を一緒に考える学び


 

文章の流れに悩むときには、

「導入部分、感想、本から学んだこと」

というシンプルな構成を一緒に整理することで

スムーズに進みます。


次男の場合は、自分の意見を言語化するよりも
この構成を考えることが難しいと先に来ていたので

「苦手だからやりたくない」

となかなか筆が進まなかったようです。


真っ白な原稿用紙3枚にいきなり

「あなたの自由に書いていいよ」と

言われても、


子供は何から書いていいのかわからなくなり

そりゃ鉛筆転がして遊び出しますよね。


この部分も、自分で考えて!と言ってしまいがちですが
そっと、書き出しだけ教えるなど

サポートするだけで、スルスルと進めることができていました。


この積み重ねがきっと、

子供が自分の思いを整理して伝える力を

育てるステップになるのだと思います。




自分の意見を尊重する重要性

 


大人の視点では「こう書いたほうが良い」と思うこともありますが

あくまで子供自身の感じたことや言葉を尊重することが大切です。


それは、子供のオリジナリティを大切にし、

自由な発想を応援する一歩です。


質問を通じて、彼らが自分自身の考えを
言葉にする練習になり

自己表現力を育むきっかけになります。

子供が思ったことを書き出したら、

「なるほど、そんなふうに感じたんだね」と

共感を示すことが大切です。


自分の意見が認められると

自己肯定感が高まり

さらに自信をもって取り組めるようになります。




おわりに



このように、読書感想文を書く手伝いは

単なる宿題のサポートを超えた私にとっても

学びとなる豊かな時間になりました。


私もコーチとしての問いをし
相手の言葉を引き出す


うまく相手のやる気を保つために

工夫するなど、いい機会に恵まれたと思っています。


次男は、物語に出てくる兵十の気持ちに寄り添ったり
ごんの気持ちにも寄り添ったりしていて、
どちらの気持ちもわかろうとする姿勢が
素晴らしいなと親バカな私は、すげ!と思ってました、


また、こうした瞬間こそ、親子の絆を
深める大切な時間だなと改めて感じました。

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