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たかがカゴ、されどカゴ。整理しない収納用品の怖さ

いつもご覧いただきありがとうございます。

《本日のテーマ》
たかがカゴ、されどカゴ。整理しない収納用品の怖さ

「よし!部屋片づけよう!」とそう思ったあなたが、一番に起こす行動は何ですか?
もしかして、その散らかったモノを納めるために収納用品や、カゴ、カラーボックスなどを買いに、ホームセンターや100均へ行ったりしていませんか?
ちょっとまってください!

それ、違います!まず、お部屋の中を片づけるには、順番とタブーがあります。
今日は、そのことについてお話ししていきます。

散らかる部屋を片付けるときやってしまいがちなこと

なんだか部屋が散らかってきたなぁ…片付けなきゃいけないよね…

あなたは、部屋を片付けるとき、まずどこから片づけますか?

「まずは溢れ出ているモノをなんとかしないと」と思いますよね。

そして、カゴに入れようと思う人が多いかと思います。
(↑もちろんそうでない方もいらっしゃいます)

確かに、散らかるモノをカゴ(収納用品)に入れてしまえば、
一時的にまとまるので、片付けることができます。
私も、場合によっては、かごにまとめて入れることもあります。

でも、すぐにカゴを買いに100均やホームセンターに行ったりしてないですか?
それだとうまく片づけられない可能性があります。

もう少しわかりやすく、例を挙げて説明してみましょう。

2つの例から見るカゴを増やす片づけ方

例1:Hさん宅のクリスマスの後に増えた玩具

子どもが遊ぶ玩具がいつも気になる

40代主婦のHさんのお宅のリビング横の和室。
いつも楽しく子どもたちが遊んでいるけど、いつも玩具で散らかる毎日。
子どもが遊ぶからと思いながらも、実は散らかってるのが気になってちょっとイライラしてしまいがち。
ついに、夏休みに玩具がを一度片づけようと、サっと入れることができるカゴを買いにいき、片付けました。

そして、その年の冬休みを迎えました。クリスマスにサンタさんがおもちゃを持ってきてくれたので、玩具が前よりも増えています。そして、和室を超えて、リビングにまで、おもちゃで溢れています。
またおもちゃを片づけようとカゴにサッと入れようとしましたが、どうしても入りません。仕方なく、またカゴを買いに行くことにし、サッと入れて片づけることにしました。

玩具は、とりあえず、カゴ2つに入れて和室の隅に置いて、片付きました。
が、数日後カゴ2つをひっくり返して、子どもたちは和室でまた遊んでいました。
Hさんは「片付けなさい!!」と、つい子供にイライラをぶつけてしまいました。

 

例2:Yさん宅のいつのまにか散らかる衣類

カゴに入れるとさらにわからなくなる

ワーママ、30代の主婦Yさん。毎日、朝8時に出勤、夕方は17時に末の子を迎えてから帰宅。
慌ただしく平日が過ぎていきます。洗濯も回して干すのが精一杯。
畳む時間も惜しくて、ついついハンガーにかけたままだったり、乾いたものはソファの上に置いたり。
一度着て、洗濯までせずまた着たい服なども、椅子の背もたれにかけっぱなしにしたり、子どもはそのまま脱ぎ散らかして、どれが洗う選択なのか時々わからなくなることもしばしば…

Yさんは、「これではダメだ」と洗濯物のをまとめて入れるためのカゴを買いに行くことにしました。
そして、乾いた洗濯物をカゴに入れるようになりました。

でも、家族はカゴの中に入った洗濯物から自分が着たいモノを取り出すために、引っ張り出しては、適当に戻したり、戻さなかったりして、散らかしてしまいます。
さらに、先日、バーゲンで買った冬用の家族用の下着や部屋着、ご自身のトップスなど季節が変わり、洋服も新たに購入したので、衣類は増えて、1つのカゴに入りきらなくなりました。それを納めようとまたカゴを買いに行きました。そして、カゴは2つになりました。

そして、また数日後、衣類は元のように荒れた状態へと戻ってしまいました。
Yさんは、「どうしてなの」と途方に暮れてしまいました。

カゴを増やしても片付かない理由

先の二つの例は、カゴを買いに行き、散らかるモノをまとめるために使用しましたね。

もちろん、使い方は間違っていないです。
その辺にあちこち置いているよりも、まとめてしまった方が、片付きます。
私自身も、ポイっと入れるカゴなどを利用して片づけたりもします。

では、先の2つの例は、どうして片付かなかったのでしょうか?

1つの作業が抜けていたからです。
そう!それは

「整理」すること

です。

例1のHさんも、例2のYさんも、カゴを買いに行く前に、
まずは「整理」をするべきだったのです。

例1:Hさん宅のクリスマスの後に増えた玩具 ◀整理をしたらカゴ要らず

玩具が散らかるから、カゴを買いに行く。

またおもちゃが増えた

またカゴを買いに行く

これだと、モノは増えるばかりです。

ここで「整理」作業を行うとこうなります。

玩具が散らかるから、まず「整理」する
※子供さんと一緒に行うのが良いでしょう
もう遊んでいない玩具が、結構出てきたから
親戚の子に譲ることができて、玩具が減った

カゴを買いに行かずに済み、子ども部屋の玩具棚に納めることができた。

クリスマスに玩具が増えても、遊んだら棚に戻せるようになった
または、リビングに置きっぱなしにしても、気にならない程度で、イライラしにくくなった

これだけなら置きっぱなしでもOK

「整理」をしたことで、カゴは必要ありませんでした
そして、子どもにイライラすることも少なくなり、笑顔が増えました。

例2:Yさん宅のいつのまにか散らかる衣類◀整理をして家族も手伝ってくれるように

衣類が散らかるから、カゴを買いに行く。

カゴに入れたけど、家族が取り出すときに散らかす、さらにYさんはイライラしてしまう

季節が変わり、衣類が増えた

カゴに入りきらなくなったので、もう一つカゴを用意

これだと、家族はまた、散らかしてしまいます。

ここで「整理」作業を行うとこうなります。

衣類が散らかるから、まず「整理」する

引き出しの中からは、サイズアウトした衣類がたくさん出てきたため、整理をしたら、引き出しがスカスカになった。

家族別に引出しにザックリ片づけることができたので、カゴは買わずに済んだ
家族も、自分の引出しから衣類を出したり、乾いた洗濯物も、人別に分けて入れてくれ、
家事を手伝ってくれるようになった

引出しに各自片づけられるように変化

「整理」をしたことで、カゴは必要ありませんでした
そして、ご家族も手伝ってくれるようになりました

問題解決のカギは、カゴではない

2つの例でご説明しました通り、カゴを買い足しても問題解決にはならなかったのが、お判りいただけましたでしょうか?

カゴを買い足しても、カゴの分だけモノが増えて、モノの中身の見直しをしていなかったために、
一時的には片付いても、また散らかってしまうということです。

そこにカゴではなく、「整理」するという作業を1つ足すだけで、カゴを買い足さなくても、問題は解決し、さらにほかのメリットまでついてきて、イライラしなくなったり、家族も協力してくれるようになりました。

良いことだらけでした♩

整理>カゴ(収納用品)なんです

これを読んでいただいた方は、もうご理解いただけたのではないでしょうか?

たかがカゴ、されどカゴ。

安易に収納用品を増やしても、一時的には回避できても、問題は解決していないので、また散らかってしまう。
を繰り返すということです。

整理>収納

まずは「整理」をしてみましょう!

そして、そのあとじっくりと考え、必要な場合に、収納用品を買いに行くようにしましょう。

今日はなんだか堅苦しい感じになりましたが、サポートでは、もっとやさしく寄り添ってお伝えしています♩
そして、リアルに整理のメリットを体感していただけます(*^-^*)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ではまた~

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