「許したいのに、許せない。」
そんな気持ちを抱えたまま、
時間だけが過ぎていくことってありませんか。
頭では「もう気にしなくていい」と思っても、
心の奥ではまだ引っかかってる。
誰かを許すって、すごく勇気がいることですよね。
でもそれは、相手のためじゃなくて、
自分の心を軽くするための選択なのかもしれません。
今日は、許すことの意味や、
少しずつ心をほどいていくための考え方を、私なりに綴ってみました。
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許すってどういうこと?
でも、それをずっと握りしめていると、心が疲れてしまいます。 だから許すとは、「その出来事を手放すこと」。
少しずつ心をほどいていく7つのステップ
「許せない」と思う自分を責めないであげてください。 怒りも悲しみも、ちゃんと感じていい。 「私は傷ついた」と言葉にするだけで、心が少し落ち着いてきます。
頭の中でぐるぐるしている思いを、紙に書いてみましょう。 「何がつらかったのか」「どこが引っかかっているのか」 書いたあとに破って捨てると、少しだけ心が軽くなります。
その人にも、その人なりの事情があったのかもしれません。 もちろん、それで傷ついたことが消えるわけじゃないけれど、 少しだけ視点を変えてみると、怒りがほどけていくこともあります。
許すことは、相手を正当化することではありません。 「もうこの件について、私は手放す」と決めること。 それは、自分の心を自由にするための選択です。
許したからといって、また仲良くする必要はありません。 必要なら距離をとって、自分の心を守る選択をしてもいい。 それも立派な“許し”の形。 自分の心の声に、正直に行動してみましょう。
「私はこの出来事を許します。もう手放します」 そう声に出してみてください。 言葉にすることで、心の中に区切りが生まれます。 ひとりの空間でそっとつぶやくだけでも、効果はありますよ。
「この出来事があったから、私は何を学んだ?」 と一度考えてみましょう。 痛みの中にある気づきが、次の自分を育ててくれます。 それは、すごく大きな成長へと繋がっていきます。
おわりに
許すって、時間がかかるし、簡単じゃありません。
でも、少しずつでも「もういいかな」って思えるようになったら、 それは立派な一歩です。
許すことで、自分の心にスペースができる。 そのスペースに、優しさや穏やかさが入ってきます。
許すことは、「自分を自由にすること」に繋がっていきますよ。