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相手を許すための考え方

2025/09/12

「許したいのに、許せない。」 


 そんな気持ちを抱えたまま、

時間だけが過ぎていくことってありませんか。


頭では「もう気にしなくていい」と思っても、

 心の奥ではまだ引っかかってる。

誰かを許すって、すごく勇気がいることですよね。


でもそれは、相手のためじゃなくて、
自分の心を軽くするための選択なのかもしれません。



今日は、許すことの意味や、
少しずつ心をほどいていくための考え方を、私なりに綴ってみました。

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許すってどういうこと?

許すって、「忘れること」ではありません。 過去の出来事や傷ついた気持ちって、そう簡単に消えるものじゃないですよね。

でも、それをずっと握りしめていると、心が疲れてしまいます。 だから許すとは、「その出来事を手放すこと」。

それは、相手の行動を肯定することではなくて、 自分のために選ぶ“心の整理”なんだと思います。。



 少しずつ心をほどいていく7つのステップ


① 感情を認める

「許せない」と思う自分を責めないであげてください。 怒りも悲しみも、ちゃんと感じていい。 「私は傷ついた」と言葉にするだけで、心が少し落ち着いてきます。


② 許せない理由を書き出す

頭の中でぐるぐるしている思いを、紙に書いてみましょう。 「何がつらかったのか」「どこが引っかかっているのか」 書いたあとに破って捨てると、少しだけ心が軽くなります。


③ 相手の背景を想像する

その人にも、その人なりの事情があったのかもしれません。 もちろん、それで傷ついたことが消えるわけじゃないけれど、 少しだけ視点を変えてみると、怒りがほどけていくこともあります。


④ 許す=肯定じゃないと知る

許すことは、相手を正当化することではありません。 「もうこの件について、私は手放す」と決めること。 それは、自分の心を自由にするための選択です。


⑤ 距離をとる・関係を見直す

許したからといって、また仲良くする必要はありません。 必要なら距離をとって、自分の心を守る選択をしてもいい。 それも立派な“許し”の形。 自分の心の声に、正直に行動してみましょう。


⑥ 声に出して「許します」と言ってみる

「私はこの出来事を許します。もう手放します」 そう声に出してみてください。 言葉にすることで、心の中に区切りが生まれます。 ひとりの空間でそっとつぶやくだけでも、効果はありますよ。



⑦ この経験の意味を考える

「この出来事があったから、私は何を学んだ?」 と一度考えてみましょう。 痛みの中にある気づきが、次の自分を育ててくれます。 それは、すごく大きな成長へと繋がっていきます。


これまでの人生を振り返って、
「あのおかげでこうなった(こうなれた)」
ということたくさんありませんか?

全ては「おかげさま」に繋がっていますよ。


おわりに

許すって、時間がかかるし、簡単じゃありません。


でも、少しずつでも「もういいかな」って思えるようになったら、 それは立派な一歩です。

許すことで、自分の心にスペースができる。 そのスペースに、優しさや穏やかさが入ってきます。


許すことは、「自分を自由にすること」に繋がっていきますよ。

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